くんくん哲学と修行中ヨーギ

哲学者くんくんと修行中ヨーギの日常会話

悟っている

「かわいそうな姫の名前は?」

 

今日のお題はシンプルだけど、瞬発力のいるもの。

 

う~ん・・・

かわいそうか。

悩んでいると

 

「お母さんの考える”かわいそう”のイメージでいいんだよ。」

 

かわいそうと言ったらお父さんやお母さんがいないことかなあ。

 

じゃあ、”無し子”と答えると

 

「果物?」と聞き返される。

梨と勘違いされたようだ。

 

ううん、何も持っていないの無し。

 

「悟っているじゃん。」

 

あ!そうか、これはしまった。

 

アーカーシャ。虚空。

 

究極であった!

 

「至っているなら最高じゃないか。」

 

そうでした。

 

未熟者ヨーギニであります。

 

 

くんくんは「アリエル」と言った。

 

泡になって消える。だそうだ。

 

ディズニーの人魚姫は(観てないけど)たぶんハッピー エンドじゃないか?

 

「そうかもしれないけど、そっちが有名になっちゃたし、

最後はそうなるイメージでしょう?」

 

確かに。

 

続けてのお題。

「ひどい王子」

 

えー、それも難しいな。

 

バイオレンス、と答えるとすかさず「ジャック」とくんくん。

 

永井豪、と二人で口を揃える。

 

この辺はツーカーだ。

 

でもくんくんの求める答えはそれじゃなかったようだ。

 

「アルブレヒト、どう?」

 

確かに!ひどいわ。

 

ひどい王子だわ。

 

バレエをやっている人にしかわからないかも知れないけど。

 

 

「こんな風にお母さんの知っている中で、

その性質から実際の名前を言って欲しかった」

 

しかし、なんでくんくんはそういうことまで知っているのだろう。

 

本当に面白い。

 

説明が一切いらなくてこうやって会話がはずむのは親子だからなのか、

 

それとも興味のあることが同じだからなのか、

 

くんくんが私が興味のあることの中から選んで話を合わせてくれてるのか。

 

たぶん、最後のかな。

 

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