くんくん哲学と修行中ヨーギ

哲学者くんくんと修行中ヨーギの日常会話

何に怖がっている?

コロナを本気で怖がっている人ってどれくらいいるかなあ?

 

くんくんとお昼を食べながら話す。

 

「そう多くはないよ。」

 

だよね。

 

「自分が怖がっていると思い込んでいるのが大半じゃないかな。

 

思い込んでいるだけということに気付いていないだけで。

 

もしも本気で怖いなら耐えられないはずだよ。」

 

だよね。

 

だってもう半年以上になるもの。

 

気が狂ってしまうよ。

 

「本気で恐れているなら、人々はもっと手を洗うだろうし、うがいもするだろう。」

 

「電車にも乗れないし、つり革や手すりにつかまるなど論外だ。」

 

スマートフォンを触ったその手で食事の続きを食べる。」

 

うん。

 

「トイレなんか入れないよ。」

 

そこはもう考えないようにしてるんだろう。

 

 

「恐れているのは、自分がきちんと対応していないと人から非難されるその目だよ。」

 

そう思うよ。

 

 

先日、仕事に行く途中、30分くらい早く着いたので、

 

たまには服でも見ようかな?と思って

 

ショッピングセンターの中のあるお店に入りかけたら、

 

”検温と消毒はお済みですか?”と男性が近づいて来てものすごく驚いた。

 

最初、何を言われたのかわからなくて、2秒くらい考えて、

 

いいえ、と答えた。

 

何だかとても気持ちが悪いと感じて(お店の方には申し訳ないけれど)

 

ココロが拒否反応をしめしたので、それなら見せてもらわなくても結構です、

 

さいなら~~っという感じでその場を去った。

 

 

声をかけてきたお店の人は、そういう会社の方針で、

 

仕事を忠実にしたまでなのだけど、

 

私はたぶん、一般的な感覚とはずれているので、

 

そういう場合は、とうぶんもうそのお店には近づかないでおこう、と決めた。

 

 

「その人は会社に言われたとおりの仕事をしていないと思われるのが怖いからそうしているだけだよ、深く考えてなどいないし、そこに意志はない。」

 

確かにそうだと思う。

 

たぶん、今、日本中の多くの人達がその一連のことを“マナー”だとして頑なに守っている。

 

マスクをしながら手を繋ぐ恋人達

 

電車の椅子に座った服で家に帰って自分の家の椅子にも座る

 

本気で怖がっていたら、家から出られなくなる

 

矛盾に目をつぶって

 

耳を塞いで

 

どんどん人間らしく生きられなくなってくるのが息苦しい

 

風のエレメントは監視や強制が苦手

 

自分が考えて良いと思ったことをして

 

必要ないと思うことはしない

 

そんな国があったらそこに住みたい

 

 

これは逃避である

 

 

今、うっかり普通の風邪もひけない

 

37.5℃超えたら仕事ができないし、お店で買い物もできないので

 

熱が下がらなければ飢えるだろう

 

 

空気が悪くて咳き込んだりしようものなら、眉をひそめてシッシッと

 

されるだろう。

 

 

 

人は気が狂わないように麻痺するようにできている

 

麻痺したくないな

 

これは痛み止めをやたらに飲みたくない、身体の”痛い”というサインをきちんと

 

キャッチして状態を知りたいというのに似ている

 

 

くんくん、キミと話していると本当に落ち着くよ

 

ありがとう

 

 

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