くんくん哲学と修行中ヨーギ

哲学者くんくんと修行中ヨーギの日常会話

きれい過ぎる心

若い頃は、皮肉とか嫌味のようなものが

 

わからなかった。

 

社会に出て、少しずつその人が言葉を出


す時の顔つきとか、空気感のようなもの


から、ん?これは?とカチリと固いもの


を感じる時、この言葉の裏には何か違う


ものがあるとわかってきた。

 

自分自身は、まず言わない。

 

くんくんもそうだと思っていたので、

 

今朝の会話の中で、くんくん自ら、


「嫌味だと思う?」と

 

自分の言ったことについて、聞いてき


たときに当然、ううん、全然。


と答える。


 

くんくんは嫌味とか言わないでしょう?

 

「そうでもないよ。」と、くんくん。

 

えー、そのままいつも受け取ってた。

 

「うちはみんな心がきれいだからね」

 

いやいや、一番きれいなのはあなたでし


ょう。

 

「きれい過ぎて透明だよ。」

 

だろうな。

 

「透明だと、回りにあるものが汚いとそ


の色になる。」


 

え・・・

 

「もともと魂には色はないよ。


みんな透明。」

 

くんくんの透明な心に汚いものを写さな


いように、憎悪とか邪念とか恨み、悲し


み、苦しみをまとわないようにしたい。