くんくん哲学と修行中ヨーギ

哲学者くんくんと修行中ヨーギの日常会話

とある朝の会話より

年末総ざらいtalkという感じで、その日の朝はいろいろ面白かった。

最初は「フィンランドの偉人を3人揚げろと言われたら?」という

問いで、フィンランドは確かに好きだけど、そういうのは知らないなあ、

と答えると「北欧神話のものすごい神さまとかそういう感じになるんだろうね」

と、くんくん。

そしたらやっぱり南のヘルシンキとかより、北のラップランドのほうにいそうだよね。

 

「じゃあロシアの偉人3人と言われたら?」

チャイコフスキーニジンスキー、ディアギレフ。

とりあえず浮かんだ人を答えてみる。

「それで行くと、バレエが唯一ロシアで誇れるものということになるね」

 

知ってるのか?ニジンスキーやディアギレフを?

チャイコフスキーの話題は時々2人の間でも出るけれども・・・

 

ブラヴァツキー夫人とかは?」

えっ、キミはブラヴァツキー夫人も知っているのか?

くんくん、神智学とか知ってるの?

「そんなに詳しくはないから、どう思うかと聞かれたら

”マハトマだよねぇ~”って言っておく。」

 

と言っても私より知ってそうなところが面白い。

 

「イギリスは?」

The Beatlesでしょう、やっぱり。

ダイアナさんかな?

あとは、うーん。

「いろいろいそうだよ。

インド植民地にしてスパイス奪ったり過去に世界中いろいろやってるけどね、

イギリスは。

アメリカだってイギリスの植民地だったんだし。」

 

えっ、そうなの?

アメリカも?

アメリカ人英語喋ってるでしょ。」

 

「じゃあアメリカは?」

えー、アメリカの偉人かあ・・・

誰も知らないなあ、誰かいたかな?

エジソンとかはすごいかもしれないけど、偉人というべきかどうかはね。

「まあ、後生に影響を与えたという意味では偉人に入れていいんじゃないかな。

人としてどうかなというのはあるけど。

人が考えたことを既得権を得るために先に申請して、あとは必死にそれを

守ろうとしたりね。」

明王って言われてるけど、どうなの?人のアイディアをパクってたんじゃない?

 

「でも大衆がそれを利用できるようにあの速度でしたのはエジソンだからね。

既得権はスピードだから。

それを侵害しようとするものにネガティブキャンペーンしたり、同じ時代に

そばで生きていた人には嫌われてただろうね。」

 

そして今の世界情勢の話になり、いよいよラスボスの時代って感じになってる

と私が言うと、くんくんは一言。

 

「カルキ速う(はよ)」

 

以前にもここで書いたことがあると思うが、

時代は4つに分けて繰り返されると言われている。

1.サッティア・ユガ

2.トレーター・ユガ

3.ドゥヴァーパラ・ユガ

4.カリ・ユガ

現代はこの最後のカリ・ユガだと言われる。

日本だけじゃなく、世界中で起っていることを見ると悪がはびこり、二極化され、

不正が横行し、経済(つまりお金)がすべての基準になっている。

この時代の最後の最後に登場するのが”カルキ”で、これはビシュヌの化身のうち、

まだ現れていない唯一の化身(アヴァターラ)だ。

カルキがこの世に降臨し悪を絶滅させるとカリ・ユガの時代が終わる。

 

くんくんは続ける。

「または自分がカルキだったと気付く展開、速う」

「誰でもカルキたり得るんだよ。ヴィシュヌなんだから。」

 

「じゃ、行ってきます。鍵は頼んだよ。」

そう言ってカイシャに行った。

 

キミはヴィシュヌのアヴァターラなのでは?と母は内心思っているけれども。

 

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