守るということ
くんくんが中学生の頃の話。
「この世界が好きだから」とTVの中で誰かが言った。
私は今いるこの世界しか知らないから、好きもキライも言えないというと、
くんくんは「この世界は好きだけど、この社会はダイキライだ」と言う。
「だから守る」とまたTVの人が言った。
くんくんは地球のために出来ることをたった一人ででもいつもやっている。
割り箸を使わない。(使った方が林業を守るために良い場合もあることは知っている)
暖房や冷房を自分からはつけない。
自分だけのためにエレベーターには乗らない。
出来るだけ歩く。
食べ物を残さない。(生き物の命だから)
「くんくんは守ってるよね」と言うと、
「自分よりも大きなものは守れないよ」
「自分が守れるのは弱いものだけ」
はぁ、これまたくんくん語録に残したい名言である。
更に言う。
「自分よりも強いものには守るじゃなくて尽くす、というんだよ」だって。
確かに・・・。
じゃあお母さんはどうかな?と聞くと、「う~ん」と言ったきりだった。
いつもくんくんは守ってくれているけれど、母の愛は無限大だしね。
2009年10月20日の日記より