くんくんのマハーバーラタ
「マハーバーラタはクシャトリアを減らすためだからね。」
くんくんが言う。
「だいたい登場人物は役割を持って生まれて来てる。」
まあ、人はみんなそうなんだろうけれども。
「クリシュナはVishnuだし、アルジュナはインドラの子、カルナはスーリヤの子。」
「アシュバッターマンはルドラ(=Siva)、ヤマ(閻魔)でもあるね。」
アシュバッターマンの下りは私もすごく好きなシーンなんだけど,永くなるから割愛。
「父親のドローナ(アルジュナのグルね)は熱心なシバ信者だったから、息子が死んだからと瞑想してる間に殺された。
おかげで息子のアシュバッターマンは外道に落ちた。
”オマエらがそのつもりなら”と本来の戦いで禁止されてたことをどんどん破っていったんだから。」
注)夜は戦わないとか、無防備の物は襲わないとかルールがあったそうです
トロイの木馬が使われたっていうやつ。」
”トロイの木馬”っていうとコンピューターウイルスが思い浮かんじゃうけど、本来のはなんなの?
「戦利品として運び込まれた木馬の中に兵士がたくさん仕込まれていた。」
なるほど!だからあのコンピューターウイルスの名前なのか。
「もともと神が人を減らそうとして起こした戦争。」
「ちょっと神の血を引いた人間増えすぎてない?みたいな感じ。」
だからマハーバーラタか。
納得。